NY市場 押し目作って再びドル買い傾向 ドル円は98.93円

2013年11月08日 22:53

米10月雇用統計における非農業部門雇用者数の予想以上の増加と、前月分の上方修正が好感され、発表直後に強まったドル買いはいったん巻き戻された。ただ、再びドル買い傾向に傾いており、豪ドル/ドルは0.9391ドルまで対ドルの安値を更新し、ドル円は98.93円まで高値を更新している。失業率が7%前半で高止まりしている以上、米金融政策の大きな方向転換は想定されないが、米政府機関閉鎖の影響をほとんど感じさせない強い結果に市場は素直にドル買いで反応するしかない状況のようだ。