NY市場 序盤、円高圧力は後退 クロス円の一角が強い

2014年02月28日 23:17

NY序盤のドル円・クロス円は方向感が揃わないが、東京タイムに円高に振れた後は反発しているクロス円が多い。
 ユーロ円はユーロ圏消費者物価指数の鈍化が一巡していると見られることから140.96円まで上昇を継続しているほか、加ドル円は加GDPの結果が好感され92.03円まで反発。ポンド円は170円半ばで値動きが目立たないが、英住宅価格上昇の過熱感を背景に底堅い。一方、ドル円や豪ドル円は中国経済の不透明感から依然として前日比マイナス圏で推移している。ただ、クロス円の一角が堅調なため円買い圧力は弱い。