NY市場 ユーロ売り継続、スペイン中銀総裁の発言を材料視する動きも
2013年11月26日 00:54
ユーロドルは1.3490ドルまで水準を切り下げた。ユーロ円も137.20円付近まで失速し、ユーロ売り圧力が継続。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測がユーロを圧迫するなかで、リンデ・スペイン中銀総裁が「資産購入よりも利下げのほうがECBにとって容易」であると述べたことがさらに重しとなったとの指摘もある。ただ、同総裁は「利下げ、資産購入ともにECBにとっては困難」とも述べた。発表された米11月ダラス連銀製造業活動指数は市場予想を下回ったが、注目度が低く手がかりなっているようには見えない。