NY市場 ユーロ上昇でドル売りの動きも ドル円は一時101.25円の安値

2014年02月06日 23:17

ドラギECB総裁の会見が続いているが、ユーロドルは1.3607ドル、ユーロ円は137.85円まで上値を伸ばすなど堅調。対ポンドでもユーロ買いが入っているが、ユーロの上昇にも影響を受けたドル安でポンドドルは1.62ドル後半で下げ渋っている。総裁会見からは今後のデータを見極めたいとの思いから追加緩和を見送ったとこが示唆されている。インフレや経済見通し、金融市場の緊張など、あらゆる側面から必要に応じて対応するとのコミットメントが聞こえているが、やはり不胎化オペの停止が協議されていなかったことや、現段階でデフレの認識がないとの発言が一番影響していると思われる。
ユーロ上昇に伴うドル安の影響でドル円は101.25円までこの日の安値を更新。先ほど発表された米12月貿易収支は市場予想より赤字が拡大していた。