NY市場 ドル円 98円前半へ失速、米GDPは好調だが個人消費は鈍い
2013年07月31日 22:17
ドル円は強い内容となった米7月ADP全国雇用者数や、米4-6月期国内総生産(GDP)・速報値を好感して98.57円まで急騰したが、98.10円台まで押し戻された。米長期金利の上昇も一服しており、好調な米経済データを受けたドル高はいったん落ち着いた。ADP全国雇用者数の増加幅は20万人の大台を突破し、GDPは設備投資や輸出がヘッドラインの数字を押し上げた。GDPと同時に発表された個人消費は、市場予想こそ上回ったが前期から伸びは鈍化している。