NY市場 ドル円失速、104円の大台維持が目先の焦点

2013年12月19日 23:30

米新規失業保険申請件数は市場予想よりも増加したが、前日のFOMCでは米国の労働市場の改善見通しに自信を深めていたことで、今日のデータは一時的なぶれや時期的要因との見方が強い。ただし米長期金利の上昇が再開しているが、ドル円は104.05円前後まで失速。大証の日経先物が日中終値近辺まで上げ幅を縮小させており、米株式市場にも利食い売りが持ち込まれるとの警戒感もある。104円の大台維持がまずは目先の焦点となりそう。