NY市場 ドル円伸び悩む、ユーロ円は141.72円まで安値塗り替え

2014年04月29日 23:25

欧米の株価の上昇が一服したことも重しに、欧州序盤からの円売りが緩んでいる。この日発表された米住宅指標や信頼感指数が冴えない内容となったことも、リスク選好地合いを高めきれないでいるようだ。ドル円は8日以来の高値水準となった102.79円から102.55円前後へ水準を切り下げた。ユーロ円は独消費者物価指数の予想比下振れを嫌気したユーロ安との相乗効果で、141.72円まで安値を塗り替えている。