NY市場 ドル円は103円後半、調整主体で上値に重さも底堅さ示すとの声

2013年12月23日 22:28

ドル円は103円後半で推移。104円の大台を割り込み上値の重さが目立っているが、みずほ証券・投資情報部 鈴木健吾氏は「ビッグイベントであった米連邦公開市場委員会(FOMC)を終えたうえ、クリスマス、そして来週に年末年始を控えて参加者の減少とともに動意が徐々に薄くなる可能性がある」と指摘。ただし、「IMMのポジション動向から積み上がっているのは円ショートであり、ポジション調整的な動きとなればドルの上値は多少重くなるかもしれない」との見方を示した。もっとも、日米の金融政策の方向性の違いから中長期的な円安・ドル高への見方が強まるなかで下値も堅いとしている