NY市場 ドル円は底割れ回避で101円回帰、ドル売りも鈍る

2014年02月05日 22:52

ドル円は100.80円を目先の安値に101円台を回復させた。3日や4日の安値水準となる100.70円台を前に下げ止まり底割れを回避した格好。ユーロドルも前日高値を超えたことによるストップ買いで1.3556ドルを示現後は1.3520ドル近辺まで失速するなどドル売りは緩んでいる。米10年債利回りも2.6%を回復した。米雇用指標のみならず、米国の12月や1月の経済指標には寒波の影響が多分に反映されているとの認識が広がる中、データの予想からのぶれに対しては一定の耐性がついてきたようにも感じられる。週末の米雇用統計も、仮に弱い内容となっても一時的なものとの見方が支配的となる可能性は高い。