NY市場 ドル円は伸びず、FOMC議事録は鵜呑みにできない
2014年02月20日 04:46
ドル円は102.47円まで強含んだが上値は伸びておらず、102.40円付近で推移。FOMC議事録では、政策金利に関するフォワードガイダンスの変更が示唆されるなど、ややタカ派寄りの内容だった。
ただ、先月のFOMC以降、弱い米経済指標が続いており、足元のFOMCメンバーの景気認識に変化が生じている可能性が高く、過去の内容と受けとめられやすい。本日、ブラード米セントルイス連銀総裁は、「天候によって自身の景気見通しを引き下げていない」、「米景気見通しは依然として良好」などと述べているが、この議事録の内容は鵜呑みにできない。