NY市場 ドル円の上値重い 株価に神経質に
2014年06月11日 04:11
NY時間の午後になってドル円は102.35付近での推移となっている。米国債利回りの上昇が続いていることから、NY時間に入って下げ渋る動きとなっているものの、戻りは鈍い印象。102円台前半には輸入企業などの買いオーダーも多く観測され102円台はサポートされているが、一方で102.40から上には売りオーダーも観測され上値を抑えられている。
市場の一部では早期米利上げ期待が再び高まっており、ドル円にとっては追い風の雰囲気もあるが、きょうの日経平均の下げや米株の上げが一服していることに神経質になっているようだ。ユーロ円やポンド円が大きく下落していることもドル円を圧迫している模様。