NY市場 ドル円の上値余地、まずは38.2%戻しや5日線がめどに

2014年01月27日 22:37

ドル円は102.70円前後で推移。東京タイム朝方につけた101.77円を直近安値に102.94円まで1円近く水準を戻し、NY朝方はやや落ち着いた値動きに移行している。トルコやブラジルなど、新興国の成長懸念や資金流出への警戒感を背景にしたリスクオフトレードはいく分後退している。トルコ中銀が緊急会合を開催し、利上げを実施する可能性が高まっていることも市場に一定の安心感を与えた。ドル円は年初の高値から本日これまでの安値の38.2%戻し103.18円や、103.40円前後の5日移動平均線が目先の上値めどとして意識されそう。