ＮＹ市場 ドル円が105円台に戻す 想像以上に上値期待は根強い
2014年09月06日 02:55
NY時間の午後に入ってドル円は105円台に戻している。104.70より下で今週の取引を終えるようであれば、少し調整が入るのではとの見方も一部で出ていたようだが、とりあえず105円台を回復してきている。
米株がプラスに転じていることや、米国債利回りが下げ幅を縮小していることから、ドル円もサポートされている模様。
このところの急ピッチな上昇で、過熱感が高まっていることは確かで、いつ調整が出てもおかしくはないところではある。ただ、きょうの米雇用統計はその動きを誘発するかとも思われたが、想像以上に上値期待は根強いようだ。
ＥＣＢは緩和を強化しており、日銀も大規模な緩和を継続している中、ＦＲＢは10月にも量的緩和を終了させ、利上げに舵を切りそうな状況。ドルにスポットライトが集中しており、ドル買いがドル円をサポートする動きが続いている。
