NY市場 クロス円軟調 調整モード入りとの見方も

2014年01月17日 05:03

円相場は円高の動きが続いている。この日発表になった米雇用指標が弱い内容が見られたことから、ドル円の下落と伴に円買いも強まっており、クロス円も軟調な動きとなっている。
 
米雇用統計以降、次第に円売りのモメンタムが鈍化してきている気配も出ている。弱い米指標もあるものの、本格的に米経済の先行き不安感が強まっている雰囲気は無い。
 
円ショートがかなり高水準で積み上がっており、お腹一杯といった面もあるのだろう。市場の円売りの動きはやや鈍っている雰囲気も見られる。
 
ユーロ円もポンド円も21日線で跳ね返されており、一部には調整モードに入ったとの見方も出ている。