週明けの為替相場、現状はシリアに関する米露合意は材料視されず
2013年09月16日 05:41
週明けの為替相場、ドル円は99円前半~98円台後半での小動きとなっており先週末のNYタイム引け値水準を維持しての推移となっている。週末の「米・露外相会談において、シリアが保有する化学兵器を国際管理下で完全廃棄するための枠組みで合意」との報道に関しては、本邦証券筋から「シリア情勢は為替市場の材料から消えつつある」との声も聞かれているように、注目度が低下するなかで現状では影響は限定的なものにとどまっている。なお本日のアジア市場では敬老の日の祝日で本邦勢が不在となることから、突発的な材料が出なければ動意に乏しい展開が見込まれる。