見通し(東京市場 株式) 朝方の買戻し一巡後は小動き
2014年05月08日 08:11

東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14150円-14300円。前日大幅安の反動や米ダウ平均の反発などを手掛かりに、イエレンFRB議長の低金利政策が続くとの見方も材料視され、朝方は買い戻しが入るとみられる。ただ、前日下落分を補うほどの買いは続かない可能性が高く、売買代金2兆円に届かないようであれば、モメンタム不足から業績発表のあった銘柄の個別物色に留まるだろう。ザラ場中では、11時発表予定の4月都心オフィス空室率、企業決算では11時の日清食HD、12時の双日、コナミ、13時の東レ、三菱地所、14時のIHIなどが注目される。
7日のNY株式相場はまちまち。前日の大幅安の反動で買いが先行し、ダウ平均は前営業日比117.52ドル高の16518.54ドルで終了した NASDAQは前営業日比13.09ポイント安の4067.67ポイント、S&P500は前営業日比10.49ポイント高の1878.21ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ140円高の14210円、ドル建ては160円高の14230円で終えた。
