見通し(東京市場 株式) 小じっかり 金融決定会合を前に様子見ムードが強まるか

2014年05月19日 08:17

東京市場は小高い展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14100円-14250円。堅調に推移した米株市場を受けて朝方は買い先行の動きが想定される。ただ、為替市場がやや円高基調にあり、株価の上値抑制としての懸念がある。外部環境以外に手掛かり材料が乏しく、20~21日に開かれる日銀の金融政策決定会合を前に様子見ムードが強まりそうだ。経済指標では8時50分に3月機械受注、13時に4月首都圏新規マンション発売の発表があり、内容によって機械関連や不動産関連の銘柄に動きが出る可能性がある。ザラ場中の決算発表では12時の光通信が注目される。
 
 16日のNY株式相場は3営業日ぶりに反発。売りが先行したものの、週末を控えて前日までの大幅下落を受けた買い戻しが優勢となり、終盤にかけて前営業日比プラス圏に浮上した。ダウ平均は前営業日比44.50ドル高の16491.31ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比21.30ポイント高い4090.59ポイント、S&P500は前営業日比7.01ポイント高の1877.86ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ40円高の14170円、ドル建ては45円高の14175円で終えた。
 
 
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