米国株、ダウ小反落 低調な経済指標が重荷、コカ・コーラ安い

2014年02月19日 06:50

8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3営業日ぶりに反落した。終値は3連休前の14日に比べ23ドル99セント安の1万6130ドル40セント(速報値)。低調な米経済指標の発表が続き、米景気回復の勢いが鈍っているとの見方が相場の重荷になった。減益決算を発表した飲料のコカ・コーラの下落もダウ平均の上値を抑えた。
 
 2月のニューヨーク連銀景気指数が市場予想以上に前月から低下。全米住宅建設業協会が発表した2月の住宅市場指数も前月から大幅に落ち込んだ。
 
 一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は8日続伸。終値は14日比28.758ポイント高の4272.783(速報値)と2000年7月17日以来、約13年7カ月ぶりの高値だった。時価総額の大きいグーグルやアップル株の上昇が指数を押し上げた。