東京株式市場概況 日経平均は大幅反落 新興国リスク再燃で全面安

2014年01月30日 16:01

30日の東京市場は大幅反落。新興国リスクの再燃から欧米株安となり、その流れを受けて売り優勢で推移した。日経平均は心理的節目である15000円を割り込み、一時500円超の下げ幅を示現。東証1部の値下がり銘柄数は1700と全面安の展開となった。個別では、観測報道を上回る3Q業績となった新日鉄住金が反転。バイオ関連物色で新日本科学が大幅高となった。売買代金上位はソフトバンク、三井住友、トヨタ、スク・エニ、任天堂など。業種別では鉄鋼をのぞく32業種が下落しており、特に不動産、保険、証券、その他金融、銀行などの下げが目立つ。