東京市場概況 高値トライも、株安でやや調整

2013年11月29日 15:18

29日の東京外国為替市場は、ドル円が5月23日以来となる102.61、ユーロ円に至っては約5年1ヶ月ぶりとなる139.70近辺まで上昇するなど、午前中は円売りの動きが活発となった。米感謝祭の関係で取引量がやや減少する中でも、調整の動きがさほど見られないドル円、ユーロ円などの動きに、実需筋などが痺れを切らして買いを入れた格好に。
ただ、午後に入って先物主導で日経平均に売りが入ったことで、円安の動きも一服し、やや調整。ドル円が102円20銭を割り込むなどの動きとなった。週末を前に調整が入りやすい地合ともなっていた。もっとも、102円台をしっかり維持しているように、下値しっかり感は相当根強い。