東京市場午後概況 こう着、米雇用統計の発表待ち

2013年10月22日 15:18

 東京タイム午後の為替市場で円相場は昨日と同様に模様眺め。前場から日経平均株価が底堅く推移していることで昨日のNYクローズ水準からすると円安気味だが、本日は米政府機関の閉鎖から発表が先送りされた米雇用統計が発表される予定であり売買は手控えられている。米量的緩和(QE)の縮小開始時期については米経済指標次第であり、動くに動けない状況が続いている。重要イベントを控えたストップハンティングの動きも見られなかった。
 ドル円は98円前半、ユーロ円は134円前半、豪ドル円は94円後半で推移。株価を眺めて若干円安に振れているが短期筋のフローが主体であり方向感は薄い。ポンド円は158円半ば、NZドル円は83円ちょうど前後で取引されている。
 対ドルで欧州通貨・資源国通貨はわずかにドル買いが優勢となる場面もあったが、円相場と同様に値動きは乏しい