東京市場 日銀委員の発言で円買い 一方でNZドル円は上昇
2014年02月28日 10:13
白井日銀審議委員が2%の物価目標達成は、期限とされる2年より時間がかかる可能性に言及し、追加緩和の期待後退させる発言と受け止められ円買いが優勢。ドル円が102円の節目を割り込み101.84円まで下落したほか、債券先物は前日比上昇から下落(円金利上昇)に転じた。クロス円でも円買いとなり、ユーロ円は139.62円、ポンド円は169.98円まで下落。豪ドル円も91.27円まで一時下ぶれ、加ドル円は91.52円まで水準を下げた。一方、NZ利上げ観測や対豪ドルでの買いが支えとなっているNZドルは85円半ばで推移しており、対円での安値を朝方の85.39円にとどめ、85.74円まで上昇している。