東京市場 日経平均マイナス幅拡大も、ドル円は102円を挟んだ展開

2014年06月12日 11:17

日経平均は一時200円超安の水準まで下落幅を拡大させるもドル円は21日線(101.99円)近辺で小動き。この水準より下値では本邦輸入勢などの買いもみられる一方で、6日安値だった102.11円や90日線(102.25円)が目先のレジスタンスとなっており、戻りの材料も不足していることから102円ちょうどを中心とした板挟み状態が続いている。米10年債利回りも2.64%付近で推移している。
 クロス円全般はNZドル円を筆頭にやや値を戻しているが、ドル円を押し上げるには至っていない。ユーロ円は138.20円近辺まで小幅上昇。ポンド円は171.40円付近、NZドル円は88.20円台でしっかり。先程発表された豪5月失業率と就業者数で、豪ドルは95.42円まで下落したが95.70円台まで値を戻している。