東京市場 午後 株価上値重く、円売り限定的
2014年02月17日 16:14

午後のドル円・クロス円も、材料難から株価に連動する流れが継続した。日経平均株価が後場に入ってしばらくは戻りを試す展開が優勢だったことから、ドル円・クロス円も買い(円売り)が先行した。しかし、ほどなくして株価反発の勢いが鈍ると円売りも失速。ドル円・クロス円は頭打ちとなった。とはいえ、株価は前週末比プラスサイドを維持して推移したことから円買い戻しの勢いは強まらず、ドル円・クロス円は上値の重さを意識しつつも、午前につけた安値を下回ることなく推移した。
ドル円は101.70円付近まで上昇したあとは、101.50円台で上値が重くなった。ユーロ円は139円前半、豪ドル円は92.00円前後、NZドル円は85.05円付近まで小幅に上昇幅を縮めた。イングランド銀行による年内の利上げが意識されていることで、足もと堅調なポンド円も170.92円を高値に170円半ばへ下げてもち合った。
そのほかの通貨は、特筆するような値動きはほとんど見られず、ユーロドルは1.37ドル前半、ポンドドルは1.67ドル後半、豪ドル/ドルは0.90ドル半ばでの小動きが続いた。
