東京市場 午後 日経平均は大幅反発 円安進行を手掛かりに先物主導で後場一段高

2014年02月21日 15:47

21日の東京市場は反発。米株高や前日大幅安の反動を手掛かりに買い先行で始まった。その後は円相場が1ドル=102円台半ばまで下落したことを受けて、先物主導で上げ幅を拡大。後場にかけてはさらに円安が進んだことが好感され、指数は一段高。日経平均は400円超の上げ幅を示現した。個別では、微量の血液を調べて30分でがんかどうかを判定する技術を開発したニコン、SMBC日興が投資判断を引き上げたJR東海などが堅調。売買代金上位はソフトバンク、クルーズ、トヨタ、三井住友、三菱UFJなど。業種別では33業種すべて上昇しており、特に石油・石炭、電気・ガス、非鉄金属、証券、その他金融などの上げが目立つ。