東京市場 午後 小動き、月末・四半期末で模様眺め

2014年03月25日 16:02

東京午後の為替市場で、ドル円は102円前半でもみ合い。東京株式市場が底堅く、日経平均株価がプラス転換する動きに合わせてごくわずかに円安に振れたが、円相場の値動きは限定的だった。月末・四半期末のため市場参加者の動意は鈍く、季節的なフローしか持ち込まれにくい。ユーロ円は141円半ば、ポンド円は168円後半、豪ドル円は93円半ば、NZドル円は87円半ばで小動きだった。日経平均株価は反落、TOPIXは小幅続伸して引けている。
 豪ドル/ドルは0.91ドル前半でやや重い。昨日から200日移動平均線の上抜けを試しているが、今のところ突破には至っておらず、抵抗感が意識される展開が続いている。ロウRBA総裁補佐の発言が伝わり、「豪ドルは重要な安定化の役割を担っている」、「住宅価格の上昇は住宅建設を刺激している」などと述べた。豪住宅価格指数は上昇を続け、騰勢を増しているが、健全な動きとして捉えているようだ。
 NZドル/ドルは0.85ドル半ばで小動き。ユーロドルは1.38ドル前半、ポンドドルは1.64ドル後半でもみ合い。