東京市場 午後 午前に続きこう着、クリスマスで商い閑散
2013年12月25日 15:00

東京午後の円相場は引き続きこう着。本日はクリスマスで東京を除く主要国の市場が休場となるため開店休業状態が続いた。安部首相や黒田日銀総裁の発言が伝わったものの、手がかりとなる内容は見当たらなかった。日経平均株価は午前の高値を若干塗り替えた一方、TOPIXは小幅安で推移し、金融市場全般の動意も薄かった。
黒田日銀総裁は「デフレは景気低迷の結果であり原因にもなった」、「デフレを早期に脱却し拡大均衡にシフトすることが絶対必要」と述べた。「期待への働きかけはデフレ脱却にどうしても必要」とも語っている。
ドル円は104円前半、ユーロ円は142円半ば、ポンド円は170円半ばで推移。NYクローズの水準での上下が続いた。
シドニー・ウェリントン市場が休場だったためオセアニア通貨も小動き。豪ドル/ドルは0.89ドル前半、NZドル/ドルは0.81ドル後半で横ばい。豪ドル円は93円ちょうど前後、NZドル円は85円前半で動意が薄かった。ユーロドルは1.36ドル後半、ポンドドルは1.63ドル半ばでもみ合い。
