東京市場 午後 円買い優勢だが値動きに勢いなし
2014年01月31日 15:47
東京午後の為替市場では円が全面高に。冷めやらぬ新興国懸念や決算発表期を背景とした買い手控えムードが強く、前場から伸び悩んでいた東京株式市場は軟調な展開となった。ユーロ円は昨年12月以来の安値を更新。ただ、大引けにかけて日経平均株価が下げ幅を削るとドル円・クロス円は下げ渋った。週末・月末要因や中国が旧正月入りしたことも一方的な動きに歯止めをかけている。
ドル円は102.33円、ユーロ円は138.68円、ポンド円は168.60円、豪ドル円は89.59円、NZドル円は83.19円まで軟化。一時強まった株安は大引けにかけて後退し、ドル円・クロス円の下げ幅は大きくなっていない。
ユーロドルは1.3540ドルまでわずかに下押し、昨日安値を下回った。ポンドドルは1.64ドル後半でもみ合い。豪ドル/ドルは0.8753ドル、NZドル/ドルは0.8127ドルまで下げた。豪ドル円やNZドル円の下げが重しに。