東京市場 午後 円相場は小動き、米雇用統計控えた悲観論は限定
2014年02月07日 15:33

東京午後の為替市場では、昨日NYタイムからの円安水準が維持された。本日発表される米雇用統計を前にして、12月の非農業部門雇用者数(NFP)が弱かったことに対する警戒感が徐々に薄れてきているようだ。前回12月のNFPは7.4万人増にとどまったが、今回1月の市場予想は18万人増で、前回のような低調な結果が続くと見通す向きは限られている。非常に弱かった7.4万人増という結果が上方修正される可能性もある程度織り込まれた印象だ。日経平均株価は大幅に反発して引け、終値は307.29円高の14462.41円となった。
ドル円は102円ちょうど前後でもみ合い。日経平均が堅調さを維持しつつ、上げ幅を広げる場面があったが、円売りは限定的。ユーロ円は138円半ば、ポンド円は166円半ば、豪ドル円は91円前半、NZドル円は84円ちょうど前後で小動き。
豪ドル/ドルは0.89ドル半ば、NZドル/ドルは0.82ドル前半でもみ合い。欧州通貨にも動きは見られず、ユーロドルは1.35ドル後半、ポンドドルは1.63ドル前半でこう着した。
