東京市場 午後 円安の流れを維持しつつ模様眺めに
2014年01月21日 15:37

東京午後の為替市場で、ドル円・クロス円は午前からの高値圏でもみ合った。日経平均株価はやや上げ幅を削って引けたものの、米長期債利回りが一段と上昇したことからドル円の底堅さは崩れず。ドル円は104.70円まで上値を伸ばした後、104円半ばでこう着感が強まっている。ユーロ円は141円半ば、ポンド円は171円後半、豪ドル円は92円前半、NZドル円は87円前半で上げ幅を維持したまま横ばいに。午前の円安推移に対する反動はほとんど見られていない。
豪ドル/ドルは0.88ドル前半、NZドル/ドルは0.83ドル前半で推移。対ユーロでのオセアニア通貨高がサポートとなっているほか、NZドルはNZ消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことも引き続き支援要因。
ユーロドルは1.35ドル半ば、ポンドドルは1.64ドル前半でもみ合い。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和額が前回と同様に100億ドル縮小されるとの見通しが固まってきたようだが、ドル高圧力は限定的。
