東京市場 午後 ドル円は104.60円まで上昇、日経はプラス圏に

2013年12月20日 15:39

 東京タイム午後は、日銀総裁の記者会見待ちで動意が鈍いも、円売りがやや優勢となった。日銀は金融政策決定会合で、現行の金融政策の継続を決定し、景気判断も「緩やかに回復」に据え置き。市場予想通りの結果に市場の反応は限られた。日経平均株価が引けにかけてプラス圏に浮上したことも円売りを後押しした。
 ドル円・クロス円はしっかり。米国が量的緩和(QE)の縮小を決定した一方で、日本は追加緩和がくすぶっているなど、金融政策の格差からドル円は堅調な推移が続いている。黒田日銀総裁の記者会見で、追加緩和への前向きな発言への期待感も支えに、ドル円は104.50円に観測されているオプションバリアをこなし、104.60円まで高値を更新した。クロス円も小動きながらしっかり。ユーロ円は142.59円、ポンド円は171.07円、スイスフラン(CHF)円は116.34円、加ドル円は98.00円まで高値を更新した。また、オセアニア通貨も、豪ドル円は92.80円、NZドル円は85.81円まで上げ幅を拡大した。
 ドルストレートは狭いレンジ内での推移となった。ユーロドルは1.3625ドルまで下押し、ドル/CHFは0.8993CHFまでドル高・CHFが進んだ。S&Pは欧州連合格付けを「AA+」に引き下げ、EU28カ国の全般的な信用力が低下したと指摘した。また、ポンドドルは1.63ドル半ばでやや上値が重かったほか、豪ドル/ドルは0.88ドル後半、NZドル/ドルは0.82ドル前後で上昇が一服した。