東京市場 午後 ドル円はさえない、材料難で小動き
2014年02月19日 16:05
午後のドル円・クロス円は、軟調な株価動向を受けて上値の重い推移を続けた。ただ、材料難だったほか、日経平均株価が下値を広げるような動きにならなかったことから、ドル円・クロス円の下値も限定的だった。一方で、他通貨は小動き。市場の関心が、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録に向いていることから、東京タイムでは動きづらさがあったようで、各通貨とも非常に狭いレンジで振幅した。
また、本日公表された日銀金融経済月報では「景気は緩やかな回復を続けている」、「雇用・所得環境は改善」と昨日の日銀声明に沿う内容で目新しさはなく、市場への影響は限定的だった。
ドル円は102円前半、ユーロ円は140円半ば、ポンド円は170円半ばで推移。豪ドル円やNZドル円は午前中の下落の反動もあって買い戻しが先行したが、他通貨がじり安気味に推移したことから上昇の勢いは感じられなかった。豪ドル円は92円前半、NZドル円は85円前後へ戻して頭打ちとなった。そのほかでは、ユーロドルは1.3770ドル付近、ポンドドルは1.66ドル後半でもち合った。