東京市場 午後 オセアニア通貨やポンドがしっかり、円は動意薄
2014年01月28日 15:29

東京午後の為替市場ではオセアニア通貨がしっかり。買い戻しの流れが形成されているなかで、豪ドル/ドルは0.8792ドル、NZドル/ドルは0.8277ドルまで強含んだ。先週、豪ドル/ドルは2011年7月以降の長期的な下降チャネル下限に達しており、テクニカル的な側面も豪ドル/ドルをサポート。豪ドル円は90.30円、NZドル円は85.02円までしっかりと推移。
値動きは小幅ながらポンドは強含み。ポンドドルは1.6618ドル、ポンド円は170.71まで水準を切り上げた。本日は英10-12月期GDP・速報値の発表が予定されており、思惑含みの印象だ。市場予想では前期比で成長率がやや鈍化すると想定されている。
ドル円は102円半ば、ユーロ円は140円前半で小動き。トルコ中銀が緊急会合を行うと発表したことでトルコリラの下げが一服し、中国の中誠信託の高利回り信託商品をめぐるデフォルト懸念も一時的に沈静化したが、日経平均株価の反発はなく小幅続落して引けた。決算発表時期であることも相まって、株式市場のリスク許容度は戻っていない。
