東京市場 午前概況 株高・円安、米長期金利も持ち直しドルも底堅い
2015年01月08日 12:26

東京午前の為替市場は円全面安となった。日経平均が前日比300円高超まで上げ幅を拡大し、為替は円売りで反応。ドル円は昨日上値を抜け、119.82円まで上昇した。クロス円も堅調で、ユーロ円は141.68円、ポンド円は180.81円、スイスフラン(CHF)円は117.97円、加ドル円は101.31円と、いずれも昨日高値付近まで上昇した。
豪ドルは良好な豪指標結果を受けて上昇し、豪ドル/ドルは一時0.8106ドルまで買われた。豪ドル円は円売りの支えもあり96.98円まで上値を伸ばし、NZドル円も93.20円まで上昇。それぞれ昨日高値を大きく上回った。豪11月住宅建設許可件数(前月比)は+7.5%となり、市場予想の-3.0%に反し、前月(+11.4%から+11.5%に上方修正)に続き上昇した。NZドル/ドルはNY大引けとほぼ同じ水準0.77ドル後半で上下。
ユーロドルは軟調。ドル円がじり高推移するなか、ユーロドルは1.1817ドルまで下押した。他通貨も対ドルで軟化し、ポンドドルは1.5085ドル、豪指標を受けて上昇した豪ドル/ドルも0.8071ドルまで下押す場面があった。昨夜のFOMC議事録後に低下傾向だった米長期金利が2%水準近くまで持ち直したことも、ドル買いの支援となったようだ。
午前中は、米株上昇を背景とした本邦株高によるリスク回避ムード緩和から円売りが優勢となった。ただ、ギリシャ政局不安への懸念は依然として残されており、リスク回避ムードが一方的に後退していくとは考えづらい。この後、欧州タイムまで目立った経済関連イベントがないこともあり、現在の水準を維持しながら小動きとなるかもしれない。

