東京市場 午前は豪ドル売り目立つ その他主要通貨は揉み合い

2013年07月31日 12:28

31日の東京市場午前の取引は、豪ドル売りが目立った。その他主要通貨が狭いレンジで揉み合うなかで、豪ドル円は一時88.30レベルと昨年12月26日以来の安値を付けた。豪ドル/ドルは一時0.9010近辺と7月12日以来の安値水準に下落。前日のスティーブンス豪中銀総裁発言の影響がが尾を引いている。同総裁は、インフレ統計を受け、依然として若干の緩和余地ある、最近の豪ドル下落は経済情勢踏まえると妥当、一段の下落も驚きではない、と述べていた。対NZドルでも売られ、オージーキーウィーは1.1310近辺と2008年11月以来の安値水準に下落した。NZドルにとっては7月の企業景況感が52.8と6月50.1から大幅改善となったことが支援した面もあったようだ。両通貨の対比が鮮明になっている。