東京市場 午前 ドル円102円付近、オセアニア通貨は買い戻し

2013年11月28日 11:51

 東京タイム午前の為替相場は、ドル円・クロス円に利食い売りや調整の円買いが優勢となる動きに。東京タイム早朝はNYタイムの流れを引き継ぎ、ドル円は102.28円まで上昇し、昨日の高値を上回ったほか、ユーロ円は138.83円、ポンド円は166.58円まで年初来高値を更新した。その後は、本日が米感謝祭で株式・債券市場が休場となり、海外市場で閑散な取引が予想されるなか、円の買い戻しが優勢となった。ドル円は半年ぶりの102円大台の達成感や、急ピッチで上昇した反動の動きもあって101.94円まで下押した。クロス円も、ユーロ円は138.33円、ポンド円は165.97円、スイスフラン(CHF)円は112.23円まで水準を切り下げた。ただ、日経平均が大幅反発し、1万5600円台を回復したことは円売りの支援材料となり、ドル円・クロス円の下押しは浅い。また、ユーロドルは1.3570ドル付近、ポンドドルは1.62ドル後半を中心に動意が鈍く、狭いレンジ内での動きとなった。
 オセアニア通貨は買い戻しが優勢。本日発表された豪7-9月期民間設備投資が+3.6%となり、市場予想の-1.2%を大幅上回り、予想外の増加となったほか、NZ11月ANZ企業信頼感も前回の53.2を上回る60.5となった。良好な指標結果が好感され、豪ドル/ドルは0.9140ドル、NZドル/ドルは0.8176ドルまで買い戻しが進んだほか、豪ドル円は93.22円、NZドル円は83.44円までレンジ上限を広げた。
 午後のドル円は102円前後を中心に底堅い動きも、感謝祭モードで動意が鈍くなりそうだ。午前はやや調整下げを強いられたが、世界株高を背景としたリスク選好ムードの流れは継続。高値警戒感から上値は限られるが、米景況感指標の改善を受けたドル高の流れも、ドル円の下値を限定的にとどめるだろう。