東京市場 午前 クリスマスで動意薄、仲値はほぼ無風

2013年12月25日 12:49

 東京午前の円相場はこう着。本日はクリスマスのため東京を除く主要国の市場が休場となるため市場参加者は乏しく、為替市場の値動きはほとんどなかった。実需の決済が集中するゴトー日(5・10日)だったが、仲値公示前後で動意は見られず。小高く推移した日経平均株価が円相場に動意を与えるような展開にもなっていない。
 ドル円は104円前半、ユーロ円は142円半ば、ポンド円は170円半ばで推移。NYクローズの水準で小幅な上下を繰り返している。
 シドニー・ウェリントン市場が休場のためオセアニア通貨も小動き。豪ドル/ドルは0.89ドル前半、NZドル/ドルは0.81ドル後半で横ばい。豪ドル円は93円ちょうど前後、NZドル円は85円前半で動意が薄かった。ユーロドルは1.36ドル後半、ポンドドルは1.63ドル半ばでもみ合い。
 午後の為替市場では一段とこう着感が強まりそうだ。手がかりとなりそうなイベントはなく、市場参加者もほぼ不在となることから振幅はかなり限定的だろう。ただ、小口のフローでも値動きにつながるほど流動性が乏しいため、ポジションがある場合には一定のケアは必要かもしれない。