東京市場 ユーロドル1.33ドル後半 ECB理事会控え様子見か

2014年08月07日 08:33

ユーロドルは1.33ドル後半で推移。独製造業データの鈍化や伊のリセッション入りを嫌気して、前日の欧州タイムには1.3333ドルまで安値を更新する場面もあったが、米市場ではドルの調整安も背景に反発した。今日は欧州中央銀行(ECB)理事会の政策発表が予定されている。主要金利は総じて据え置かれる予定だが、ウクライナ問題がユーロ圏に与える影響が景況感のみならずハードデータにもあらわれてきており、ドラギ総裁の会見で景気やインフレ見通しに関するハト派なトーンが強まる可能性には警戒感したい。もっとも、イベントまでの動意は限定的で様子見ムードが支配的となりそうだ。

 

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