東京市場 ドル円は104円後半 リスク選好の勢い落ち着くも底堅い

2013年12月26日 12:51

 ドル円は104.70円前後で推移している。午前は堅調な株価動向を受け、104.85円まで年初来高値を更新した。しかし2008年10月以来の同高値水準でいったん伸び悩み、104.60円台へ下押し。日経平均株価が上昇幅を縮小したことや、3日続伸していた上海総合株価指数が軟化したことが重しとなった。だが、日経平均株価より出遅れ感があったTOPIX(東証株価指数)が3日高値1266pを上抜け、5月までのアベノミクス相場第1波でつけた年初来高値1289.77pに迫るなど、リスク選好地合いは維持されている。ドル円も下押し幅をさらに広げることなく、104円後半での展開を継続している。