本日の見通し(香港株式) 買い先行も、上値の重い展開か
 
           
              2014年02月25日 09:51    
              									
              
	 
	 
		
		      
                        
                			
              
              
                      
            
          
        
	25日の香港市場は買い先行で始まるか。24日のNY市場は反発。米景気への信頼感や活発なM&Aを好感し、1月22日以来、約1カ月ぶりの高値を付けた。香港市場でも米株高の流れを引き継ぎ、先ずは投資家が運用リスクを取る動きが優勢となりそうだ。
	 一方、25-28日に米国の12月住宅価格指数や10-12月期の国内総生産(GDP)改定値などの経済指標の発表を控え、買い一巡後は様子見ムードが広がる可能性がある。このほか、前日の香港・本土両株式市場は、中国の国内銀行が不動産セクター向け融資を絞り込んだと伝わったことで不動産市場への懸念が強まり、ハンセン指数と上海総合指数がそれぞれ1%、2%近く下落した。不動産銘柄に対する資金繰り悪化の警戒感が広がる中、成り行きを見極めたいとの思惑が強まれば、相場全体が上値の重い展開となる可能性がある。
	 前日の香港株の米国預託証券(ADR)は高安まちまち。ハンセン指数寄与度の大きいHSBC(00005)は24日大引け後に2013年12月本決算を発表。税引き前利益が市場予想に届かず、ADR終値は香港終値を2%近く下回って終えている。
      								      		
              					
              
              
              
              					
              
              
              
                        