本日の見通し(香港市場) 買い先行か、ウクライナ懸念の後退と欧米株高で

2014年03月19日 10:04

19日の香港市場は買い先行の展開か。ロシアのプーチン大統領がクリミア以外のウクライナに介入しない姿勢を示したとことで、買い安心感が広がりそうだ。プーチン大統領は18日の演説で「ウクライナのさらなる分割を目指していない」と表明。ウクライナ情勢悪化への懸念がひとまず和らぎ、同日のNY市場でダウ平均が続伸したほか欧州株式市場も総じて上昇した。香港株の米国預託証券(ADR)は、中国IT大手のテンセント(00700)や国際金融銘柄のHSBC(00005)、中国の携帯電話最大手チャイナ・モバイル(00941)が香港終値を上回った半面、公益株の中電控股(00002)、ホンコン・チャイナガス(00003)が下回って引けた。
 
 一方、ハンセン指数は前日に5営業ぶりに反発したものの、2月上旬以来の安値圏にあり、値ごろ感に着目した買いが入りやすい。決算発表が佳境に入り、好業績が期待される銘柄の上昇が相場を支えると予想する。本日はテンセント、カジノ株の銀河娯楽(00027)が期末決算を発表する予定。ただ、中国経済の減速に対する警戒感は根強い。本土株式市場の相場の動きによっては、投資家が買いを控える可能性がある。