本日の見通し(東京市場 為替) 海外で上下したレンジ中ほどで動きにくい

2014年02月27日 08:01

NYタイムは、米新築住宅販売件数の発表前に警戒感から円高が進んでいたものの、同指標結果の強さを受けてドル円が反発し、円買いは一服した。ドル円は102.10円から102.61円まで上昇した。しかしいったん持ち直した米長期金利が低下し、102円前半に押し戻された。ユーロは、プーチン露大統領が臨時の軍事演習実施を指示したとのニュースを受け、ウクライナ情勢への懸念から下落。ユーロドルは1.3662ドルまで売られた。ユーロ円も139.66円まで下落したが、円買いが一服すると140円前半へ戻した。
 ドル円は、NYタイムに上下したレンジの中ほどで推移している。海外市場でいったん上値も下値も試したことから、引き続き動意につながりそうなイベントが乏しい東京タイムは、株価や米金利の動向をにらみつつ、102円前半で動きにくい状態となりそうだ。東京タイムと対照的に、欧米タイムは指標発表やイエレン米FRB議長の議会証言など多くの材料を控えているため、海外勢が動き出す前の動意を一層鈍くしそう。なお、FRB議長の証言についても、米雇用統計を来週に控え、市場を刺激するような発言は控えるとの見方があり、東京タイムから思惑的な売買が先行する状況にはなりにくいだろう。ユーロについては、ウクライナ情勢の緊迫化とECBによる金融緩和観測が重しとなる。