本日の見通し(東京市場 株式) 軟調か、売り一巡後は狭いレンジのもみ合いに
2014年02月24日 08:05
東京市場は軟調な展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14650円-14850円。21日の大幅上昇の反動や米株安を受けて、寄り付きは売り先行が想定される。22~23日に開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議では、世界経済の成長率を「5年で2%以上」底上げする目標を明記した共同声明を採択。為替相場は円安基調を維持しており、株式市場の下支えとして期待がかかる。ただ、他に目立った材料がないため、売り一巡後は狭いレンジでのもみ合いに終始しそうだ。
21日のNY株式相場は反落。米1月中古住宅販売件数が予想を下回る弱い結果となったことを嫌気。厳冬が景気に及ぼす影響が懸念されるなか、地区連銀総裁が量的緩和の縮小継続を主張したことも相場の重しとなった。ダウ平均は前営業日比29.93ドル安の16103.30ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比4.14ポイント安の4263.41ポイント、S&P500は前営業日比3.53ポイント安の1836.25ポイントで終了した。 円建てのCME225先物(時間外取引)は先週末の大証日中終値と比べ40円安の14790円、ドル建ては30円安の14800円で終えた。