本日の見通し(東京市場 株式) 良好な外部環境を受けて買い優勢 寄り付き前の2月鉱工業生産に注目
2014年03月31日 07:57

東京市場は買い優勢となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14700円-14850円。経済指標が改善した米市場や円相場の下落、CME225先物(円建て)の清算値(14795円)などから、寄り付きは強含みの推移が想定される。ただ、8時50分に発表される2月鉱工業生産の内容次第ではモメンタムが若干そがれる可能性があり、市場予想とどの程度乖離するか注目される。前週末の日経平均は25日線(14742円)に上値が抑えられる形となったが、3月4日以来(14721円)となる終値ベースでの同線越えを達成すれば、200日線を挟んだもみ合いから上放れが意識されよう。
28日のNY株式相場は3営業日ぶりに反発。2月の米個人所得および消費支出統計の結果を好感し、ダウ平均は前営業日比58.83ドル高の16323.06ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比4.53ポイント高い4155.76ポイント、S&P500は前営業日比8.58ポイント高の1857.62ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ95円安の14795円、ドル建ては140円高の14840円で終えた。
