本日の見通し(東京市場 株式) 自律反発の買い一巡後は中国PMIをにらんで小動きに

2014年03月24日 07:55

東京市場は小幅高となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14150円-14250円。連休中に海外市場は目立った動きがなかったことから、20日の大幅下落からの反動買いで寄り付きは堅調な動きが想定される。また、1ドル=102.2円台まで円安が進んでおり、輸出関連株がけん引役となって指数を押し上げるだろう。その後は10時45分に発表が予定されている中国3月HSBC製造業PMIをにらんで様子ムードが強まり、薄商いが続くとみる。
 
 21日のNY株式相場は反落。序盤は買いが先行したものの、先物やオプション取引の期日が集中するクアドルプル・ウィッチングであったことから、終盤にかけて手仕舞い売りが広がった。ダウ平均は前営業日比28.28ドル安の16302.77ドルで終えた。 NASDAQは前営業日比42.50ポイント安い4276.79ポイント、S&P500は前営業日比5.49ポイント安の1866.52ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ65円高の14195円、ドル建ては120円高の14250円で終えた。