本日の見通し(東京市場 株式) 米株高を受けて買戻しも材料難から小動きに

2014年02月14日 08:17

東京市場は堅調な展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14550円-14750円。米国市場は上昇しており、弱い経済指標を受けた売りをこなしている。オプションSQを迎えて寄り付きの動きに注目が集まるが、CME225先物(円建て)の清算値(14625円)を勘案すると、権利行使価格まで下げた前日日中終値(14500円)からの反発スタートが想定される。決算では引け後に発表されるサントリーBF(2587)、楽天(4755)、NKSJHD(8630)、MS&AD(8725)などが注目される。
 
 13日のNY株式相場は上昇。予想より弱い結果の経済指標を嫌気する場面もあったが、ゼロ金利政策による買い安心感や企業の再編期待が材料視された。ダウ平均は前営業日比63.65ドル高の16027.59ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比39.38ポイント高の4240.67ポイントと6日続伸、S&P500は前営業日比10.57ポイント高の1829.83ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ125円高の14625円、ドル建ては150円高の14650円で終えた。