本日の見通し(東京市場 株式) 日経平均は14800円前後にフシ、だがFOMCまでは短期筋による仕掛けによるブレを想定

2014年01月27日 08:26

 東京市場は世界株安の流れを受けて大幅安が予想される。新興国経済や金融市場への不透明感などを背景に、欧米主要指数はおおむね2%前後の下げ幅となり、シカゴ市場で取引されたCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ495円安の14945円で終えた。
 円高進行に加え、朝方は1ドル=101円台までさらに円高が進んでおり、株価は寄り付きや序盤で売り圧力が予想以上に強まる公算が大きい。一方、日経平均株価は昨年7月高値(14808円)以降、3カ月ぐらい続いたボックス相場上限レベル(14700円~14800円)に達する公算が大きく、押し目買いが入れば下げ止まりやすい水準でもある。
 短期筋などの動きで14500円程度まで多少のブレはあるかもしれないが、先進国経済の良好な環境の中で、米FOMCの結果がカギを握ることになりそうだ。
 
 日経平均株価の予想レンジは14800円-15100円。下値の目安は、終値ベースで2012年11/13安値を起点に2013年11/8安値を通る上昇トレンドライン上(15150円~15170円処)や、2013年6/13安値を起点に8/28安値などを通るトレンドライン上(おおむね、7月高値14808円、9月高値14799円、10月高値14713円)など。日柄面で基調に変化が生じやすいのは1/27-29となる。
 
 24日のダウ平均は大幅続落となり、前日比318.24ドル安の15879.11ドルで終了した。アルゼンチンやトルコを始めとした新興国への懸念を背景としたリスク回避の動きから売りが優勢に。VIX指数が一時18.14と10月15日以来の水準まで上昇するなか、米主要株価指数は軒並み下げる動きとなった。こうしたなかでも個別では決算を好感して、プロクター・アンド・ギャンブルやマイクロソフト、スターバックスが上げたが、セクターベースではS&P500 の全セクターが前日比で大幅安となった。
 NASDAQは前日比90.70ポイント安の4128.17ポイント、S&P500は前日比38.17ポイント安の1790.29ポイントで終了。円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ495円安の14945円、ドル建ては470円安の14970円で終えた。