本日の見通し(東京市場 株式) 円相場の上昇で輸出関連株に売りが出るか

2014年02月26日 08:05

東京市場は軟調な展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14850円-15000円。25日の米株市場は小幅安、ADRも軒並み下落している。日米の金利差縮小により円相場がやや上昇しており、輸出関連株に売りが出やすい状況となっている。前日の相場では日経平均が15000円台を回復したが、戻り待ちの売りも多く上値が伸び悩む場面がみられた。株価水準的にも目先は一度手仕舞い売りが出ても違和感のないところであり、先物主導で乱高下する可能性もありそうだ。
 
 25日のNY株式相場は反落。低金利の長期化を期待した買い戻しが下支えとなるも、中国を中心としたアジア株市場の不安定さが上値の重荷となった。ダウ平均は前営業日比27.48ドル安の16179.66ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比5.38ポイント安の4287.59ポイント、S&P500は前営業日比2.49ポイント安の1845.12ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ90円安の14910円、ドル建ては75円安の14925円で終えた。