本日の見通し(東京市場 株式) 円安基調で輸出関連株を中心に強含みの推移
2014年03月07日 07:59
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは15200円-15350円。米株高やECBの緩和観測後退などから、為替市場で円安が進んでおり、輸出関連株を中心に業績改善期待の高まりから強含みのスタートが想定される。日経平均は75日線(15265円)、13週線(15331円)を終値で上回れるかが焦点となるだろう。週末要因や今晩発表される米2月雇用統計、週明けから開かれる日銀金融政策決定会合(~11日)を見極めたいとの思惑から引けにかけては様子見ムードが強まる可能性も考えられる。
6日のNY株式相場は堅調。雇用関連指標の改善を好感し、終日買い優勢の地合いが続いた。ダウ平均は前営業日比61.71ドル高の16421.89ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比5.85ポイント安の4352.13ポイント、S&P500は前営業日比3.22ポイント高の1877.03ポイントと2日ぶりに史上最高値更新して終えた。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ175円高の15295円、ドル建ては180円高の15300円で終えた。