本日の見通し(東京市場 株式) ウクライナ情勢に対する警戒感で売り優勢

2014年03月04日 08:10

東京市場は軟調な展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14400円-14600円。ウクライナ情勢に対する警戒感から欧米市場は軒並み下落しており、ADRもほぼ全面安となっている。株安の流れが東京市場においてもリスクオフの動きを加速させるだろう。一方、安全資産として金や原油といったコモディティーに資金が流入しており、資源関連銘柄の一角には短期筋の物色がありそうだ。また、コンビニ向けの売り上げが拡大している一部の食品メーカーで今期最高益を更新する公算大との報道があり、ディフェンシブ関連として買いが入るか注目される。
 
 3日のNY株式相場は下落。米2月ISM製造業景況指数は市場予想を上回ったものの反応は限定的。終日ウクライナ情勢への警戒感が重荷となって、ダウ平均は前営業日比153.68ドル安の16168.03ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比30.82ポイント安の4277.30ポイント、S&P500は前営業日比13.72ポイント安の1845.73ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ120円安の14510円、ドル建ては110円安の14520円で終えた。
 
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